
平成22年10月 定例会総務常任委員会
◆西川議員
おはようございます。私も、時間の関係上、早速質問のほうに移らせていただきます。
今まで、各委員の皆様が御質問をされておりますけれども、基本的に重なるところがあったとしても、私の視点から皆様にさらに問うていきたいところがありますので、御答弁のほど簡潔によろしくお願い申し上げます。
まず、最初なんですけれども、大手前まちづくりの責任者は、一体だれなのでしょうか、ここをまず確認したいわけであります。行政、大阪府が、特に財政面も含めて、本当に最後の最後まで責任を持つのか。この大手前の近辺、大阪城の近辺のエリアのプロモーションの考え方は、今の現在の経済情勢から見て、見込みが非常に甘いんじゃないかと私は思っております。
前回の委員会のときでも、大都市制度の研究会のところでも質問させていただきましたけれども、いろいろな大阪府や大阪市の財政赤字の生じた大きな理由のところで、行政側の見込みの甘い計画の失敗、破綻というものが、負の遺産となって残ってきた、大阪の地域の経済と元気をそいできた、そういう結果を踏まえて、私は、これから理事者がきっちりした計画を立てて、そしてそれをきっちりと議会がチェックする、これが当たり前な態度で、あすにつながること、次世代につながるためにどうしても必要なこと、必ずしなければならないと思っておりますので、聞かせていただきます。
ですので、このような大きなまちの変化、もう大きな都市計画プロジェクトになりました。このような大きな変化を民間業者に任せてしまうという今の計画が、府のまちづくりではないと私は思います。大手前・森之宮まちづくりを言い出された府が、責任を最後の最後まで持って、許認可や立法や運営組織等まちづくりを完成させる枠組みを確かに明確に公表すべきだと思いますが、どうでしょうか。どこが責任を持って行うのか、現時点では明確になっていないのじゃないかと思います。もし失敗したら、だれが責任をとるんでしょうか、御答弁を願います。
◎副知事
すごく大事な御指摘やと思います。地元の方の御心配も、これからまちづくりが進んでいく中で、将来だれが責任持つんやと、どういう体制でいくんやと、こういう厳しい御指摘がありました。一定御説明している中身でございますけども、もちろん土地利用の計画案は、府が地権者でありますから、府が策定するということで、今回、計画案には土地の活用の用途、整備の主体、地区の計画などの考え方を織り込む予定でございまして、現在検討を進めているということでございます。
民間施設の立地を誘導するその用途については、府が土地を処分する、売却とか貸し付けとか、できるだけ売るなという意見が、先生方から出てますけども、そういうことになるんですけど、確実に処分するには、経済の状況、マーケット等を踏まえる必要があるわけで、計画案の策定と並行して現在民間事業者を対象に立地可能性のヒアリング等を精力的に行っておりまして、現下の厳しい経済環境を十分踏まえて、まず実現可能性を見きわめる必要があろうということです。
土地処分が済んだ段階で、この地区が、我々が求めてるにぎわい集客拠点に不可欠な観光集客プロモーション、あるいは良好な都市環境を維持できるようにするという必要がございますので、地権者や立地者、府や市、周辺住民の方々に御相談して、これらで構成する何らかの運営体制が必要と認識しております。まだこれからの議論というふうに御理解いただきたいんですけども、この内容について今後しっかりと議論していきたいと考えております。
◆西川議員
副知事、まさにそこが、見通しがまだ甘い状態のままの青写真の状況じゃないかなということなんです。これ、二、三ちょっとお話をさしてもらいたいんですけれども、この大手前地区の土地ですね、これは、僕、亡くなったおやじからも聞いたことあるんですけれども、やはりその当時から、大阪府庁を建てかえるために、ちょっとずつ、ちょっとずつ、かなり高額な金額で土地買ってたと思います。時代背景もあるんでしょうけれども、それを進めながら、それは府民の税金になりますよ、高額な結構な土地代を払いながら集めていったわけです。それと、民間の地主さんも、大阪府庁を建てるためやったら売りましょと。ほかのお店建てるためとかやったら嫌やけども、大阪府庁建てる公的な使命を自分たちが果たせるならば、誇りを持って大阪府庁を建てることに賛同できるんじゃないかなというような形で、土地を集積してきたわけなんですね。それはそれで、歴史的な経緯であります。
そんなふうな、税金をたくさんやっぱり投じてきた、今までの歴代の府民の皆様からの税金を投じてきた土地なんです。土地に非常に、それ自体に重みと歴史と伝統と価値があると私は思っているわけなんです。なので、今の計画のあいまいなまま、まだ計画がしっかりと明確に自信を持って言えないような計画のままで、民間に土地を買ってもらいたいということを言ったところで、今の経済情勢、今副知事からもお話がありました、この中で、民間は利潤の追求を求めること、これが逆に言うたら責任と使命やと思います、経営者にとったら。その民間が、あいまいな、まだ具体的な、ここの土地に投資をしていいんかどうか、まだ不安な状況のままで、民間の経営者の方が我先にと買うかと、そんなことに対しては、私ほんまに疑問に思うわけなんですね。
そして、ちょっとこの前でもありましたWTCの咲洲、夢洲のところです。WTCのほうでも、結局関経連の方たち、WTCのほうへ行かれませんでしたよね。結局、民間のほう、あそこのところは見通し的にまだクエスチョンマークつくんちゃうかとか、不安があるかと、いろんな理由、経済的な理由で、やっぱり向こうに移るということをちゅうちょされてるんじゃないかなと思うわけなんですよ。
こんな状態では、民間が不安で、本当に、繰り返しになりますけど、投資するわけがないと私は思っております。そこのとこ踏まえて、ちょっと指摘させていただいて、次の質問に移ります。
そういったことを踏まえて、まちづくりに責任を持って完成させる責任をぜひ府側が、これは知事でもいいですし、副知事でもいいです、そして行政体としての府でも構いません。それらが責任を明確にこの機に宣言して、それらを府及び−−そして大阪市の協力も絶対必要であります。今までの委員さんの質問でもありました。府と市がその全責任を負うべきだと思いますが、いかがでしょうか。そして、あわせて、もし失敗したら責任をとってもらえますか、御答弁をお願いします。
◎副知事
先ほどとダブりますけども、地元の方にもお答えしてますけども、府が責任を持って計画の実現に取り組むということは申し上げてたと思います。もちろん、都市計画の権限を所管しておられるのが大阪市さんですから、例えば区画の設定、歩道拡幅、壁面後退、緑化、景観のコントロールなど、府だけでは進められないというのはもちろんのことで、このあたり、所管する大阪市ともしっかり連携すると。
責任のとり方というのは、民間やったら辞職したらいいだけですけど、僕はそのときいてるかどうかわからないので、それぞれの立場で職務を誠実に責任を持って進めていくと、そういうことだと思うんですけども、いかがでしょうか。
◆西川議員
副知事、まさにそこなんです。だから、今計画案をしっかり、きっちり多くの方が納得できるようなアイデアとコンセプトをもとにしてつくっていく、これが責任果たすことなんです。後になって、失敗して詰め腹切る、こんなんが責任のとり方じゃないと私は思います。なので、今一生懸命やってもらわな困るわけなんです。
それと、もう一つ、これは、私、大阪市長さんともお話もしますし、大阪の市会議員の方もお話しします。そして、大阪市の局の役人の方ともお話しします。大阪市と、先ほどもお話ありました、何か連携のほうがうまくとれてないように私は宗清議員の質問の答弁で感じました。大阪市も、財政赤字で苦しんでます。そんなに財政、あっちへこっちへ投資するわけにはいかないんです。その大きな傾向としたら、やっぱり大阪市のほうは、北ヤードのほうにお金を投資する、やっぱりそれが最重要点だというふうに思ってると思うんですね。そこら辺のところも踏まえて、きっちりこの大手前のほうに市が協力してお金を投資してもらえるのか、そこのところ、きっちり話を今後詰めていっていただきたい。そのことをまず要望させていただきます。また、裏もとらせていただきます。よろしくお願いします。
引き続き、行きます。それでは、そういうことを踏まえまして、大手前・森之宮まちづくり協議会にて、にぎわいという観点からも、成人病センターの大手前地区への立地は、決してマイナスではないとずっと答弁されてるんですけれども、その根拠を御答弁願います。
◎総務部理事
重複を避けて申し上げますと、やっぱりまちづくりの観点で見たときに、成人病センターが大手前に立地をするという前提で議論を始めております。その結果として、例えば施設の配置であったり、病院の横にホテルがあったら、患者さんとか利用者の方が便利になるとか、あるいは周辺にいろんな薬局等が立地をする、そういうことへの期待ということで、病院が持つそういう機能プラスいろんな人材交流の機能なんかも期待できるということで、プラスの面に評価する意見としては、そういう意見が出されているのは事実でございます。
ただ、一方で、やっぱりにぎわいにならないとか、アクセスの面で課題があるとか、そういう指摘もいただいております。その両面ございます。
◆西川議員
今、もう一度ちょっと答弁の確認なんですけれども、一応やっぱりにぎわいと病院、高度先進医療というのは親和性があるというか、そんなにそぐわないというふうなコメントでよろしいんですね。
◎総務部理事
正確に申し上げますと、協議会の中では、大阪城側の前面のほう、これを例えばホテルであったりとか、いわゆる観光、にぎわいという位置づけで、真ん中の成人病センターがあるあたりを人材の交流というふうな細かなゾーニングに分けておりまして、そういう観光、にぎわいというゾーンと、交流というそういうものが隣接し合うということは、違和感がなく、親和性があるという言い方をされた委員いらっしゃいましたけども、そういう意味でその言葉は使ってございます。
◆西川議員
その答弁を踏まえて、ちょっと個人的な思いというか、見解になるんですけれども、ぜひ皆様にお話を聞いていただきたいんです。私の亡くなりました父は、成人病センターで大変お世話になりました。死因は、肺がんでした。まさに、本当に成人病センターの皆様にお世話になって、最期を終えたということになるんですね。
その私の実体験から申し上げたいことがあるんです。がん患者とその家族、私もおやじががんになった後、いろいろ当然息子ですから世話をせなあかんことがあったんですけれども、がん患者とその家族が求めることが、ほんまに何なのかと、何が一番大切なんかということをちょっとお話さしてもらいたい。あくまで私の感じ方なんですけども、不治の病であっても、早期発見ならやっぱり治してほしい。それがかなわないんだったら、がんの痛みを少しでも取り除いてほしい。それがまたかなわないんだったら、心のほう、精神のほうの痛みを取り除いて、そして少しでも可能な限りいやしてもらいたい。本当にそんな純粋な思いしかなかったわけなんです。ただただそれだけだったんですね。
そして、本人はもとより、家族にとって、がん治療というのは、がんとの本当に戦争になります。真剣勝負になるわけなんです。私の実体験からも、がん治療の現場と周辺環境とにぎわいというコンセプトを組み合わせることに、親和性どころか、すごい違和感を感じるわけなんです。むしろ、私の経験から言いますと、このコンセプト同士を組み合わせるのには、私、いかりを感じるぐらいであります。
どういう意味かと申しますと、がん患者とその家族にとって、通院、診断、入退院、どれをとっても、時間的にも、エネルギー的にも、体力的にも、もう疲労こんぱいしてくるんです。末期には、がん患者と家族は、もう心身ともにくたくたになります。
特にあえて言います。第二案なんか、典型なんですけれども、がんを治したいと成人病センターに集まって助けを求めてくる患者と家族が、ゲートパーク、公園とかでのんびりとひなたぼっことか休んだりとか、また食事ものどを通らなくなった患者がいるそばで、ホテルで豪華に食事と宿泊を楽しむなんていう、そんな精神状態では、とてもあり得ない。私は、本当にそう思うんです。不安を抱えてる患者やその家族が、エンターテインメントを心の底から楽しめるなんていうことは、私、本当に信じられません。
誤解を恐れずに言えば、がんを治してほしいという、そんな必死な人たちが集まっている、そういう成人病センターの近隣に、にぎわいゾーン、いわゆるにぎわい集客のゾーンをつくることは、親和性があるなんていう言葉なんて、もってのほかやと私思いますし、そぐわないどころか、私は不謹慎やと思います。そんなふうに思われないでしょうか。
そしてまた、そのにぎわいゾーンをつくった場合、単純に集客施設に集まってきた人たちも、本当に楽しめるんでしょうかということなんです。エンターテインメントを求めて集まってくる人たちに罪はありませんし、ゲートパークでお休みしようとする方、憩いを求めて集まってくる方に罪はないんですよ。罪があるとしたら、そんな場違いなコンセプト同士を共存させて、まちづくりをしてしまう計画案に私は罪があると断言できます。
そういうことを踏まえて、質問に移らせていただきたく思っております。
集客という、にぎわいというコンセプトが大手前に課せられてしまうために、純粋にがん治療の高度先進医療をきわめ、成果を患者さんたちに与えるという病院の存在理由から、ますます外れていってしまっているのではないでしょうか。このままでは、大手前地区に成人病センターが建設されたら、利用する患者さんのためにならないのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
◎総務部理事
第三回協議会では、そこのにぎわいというコンセプトと病院の整合性を議論しました。確かに、いろいろ議論がありました。次回に向けても、引き続きちゃんとそこの整合がとれるのかという点については、しっかりと議論をしていくと、引き続き議論を深めるということにさせていただきたいと思っております。やっぱり、患者さんにとって大手前がどうかということで申し上げますと、確かに周辺施設との親和性の問題、整合性の問題ございます。
ただ、一方で、これも従来の説明ですけれども、早期に患者さんの療養環境に負担なく新しい病院が完成するということも、やはり一つの事実でございますので、従来の移転方針、これまでの移転方針は、そういう前提に立って進めているということでございます。
◆西川議員
あくまでも、大手前の成人病センター建てかえを前提に土地利用を検討していくということになるんだと思うんですが、それでは、どんな理由で成人病センターが大手前地区に来ることがふさわしいと考えているのか、理由と根拠と経緯をぜひ説明してください。お願いします。
◎総務部理事
繰り返しになりますが、やっぱり現地建てかえよりも三年早く建てかえができるという点、それと建てかえ工事に伴う患者さんへの御負担、これを軽減をしたいということ、さらに大手前の土地の活用、土地利用が図られるという、未利用状態を解消できるということで大手前の立地に至ったという、そういう判断経緯がございます。
◆西川議員
本当に、まだ今の御答弁でも突っ込みたいところは幾らでもあるんですけど、ちょっと時間の関係上、次の問題に移らせていただきます。
成人病センターの建てかえに当たって、一番大切にする視点、理由は何でありますでしょうか。私は、成人病センターを利用する患者さんのためという視点を外してはならないと思いますが、成人病センターは何のために建設されるべきだと木村副知事は思いますか、御答弁願います。
◎副知事
足立さんという方が、難治がんと闘って、御本を出されて、成人病センターがすばらしいというのはよくわかるんですね。さらに、今老朽化して、やりたいことがやれない、あの狭隘な中で。いろいろな、手術室であるとか、放射線治療が一番強いので、このあたりのキャパをふやしたい、患者さんの治療環境の向上を図りたい、がんで苦しんでおられる患者さんを一日でも早く、より高度ながん医療を受けさしてあげたいという病院を挙げての思いがあって、患者さんのためにというのがお答えやというふうに思います。そういう熱い思いで、病院も、我々も、それを受けとめて進めていると、そういうふうなことです。
◆西川議員
そもそも、この大阪府立成人病センター整備事業、立地場所に係る検証・検討報告書、各委員さんの質問の中にも出ておりましたが、大手前の成人病センター移転への根拠だと思いますが、再度確認をとりたいと思います。いかがでしょうか。
◎総務部理事
昨年の九月に成人病センターの整備構想を策定する予算をいただきました。健康医療部のほうで、その作業をしまして、議会での議論の際に、きちんとやっぱり移転場所もいろんな角度から検討せよという御指摘をいただいたということで、年末にかけて健康医療部と病院機構のほうで、患者さん、利用者へのアンケート、それから職員へのアンケートを含めて実施をした結果を委員今お示しの報告書にまとめて、それで各議会のほうにも御説明をしたということで、それが根拠であることは間違いないと私は考えております。
◆西川議員
次、また各委員さんが本当に疑問に思っておられるポイントだと思います。そのアンケートの内容が、聞き取り方が、データの分析の仕方が、おかしいんじゃないかと、この一点だと思います。私も思うんですね。直接、アンケートをとった患者さんに、あえて理系的な用語を使わせてもらいますけども、定量的に大手前と森之宮、咲洲のこの三つの中からどれを選ぶべきかという聞き方をアンケートはとるべきだと私は思っております。今まで聞かれてるアンケートの内容ですね、検討報告書のアンケートの問いの仕方というのは、いわゆる定性的な質問のみでアンケートをとっていると私は思います。つまり、後でどうとでも組み合わせで解釈して、結論を誘導できる、それが定性的になると思うんですけども、そんなアンケートのとり方をしていること自体、おかしいとは思いませんでしょうか。
◎総務部理事
そこの分析の手法なり、そこをどうまとめたかということについては、申しわけございません、これは健康医療部あるいは病院機構での作業でございますので、私は責任を持ってお答えする立場にはございません。
確かに、アンケート用紙を見ますと、合計八つ項目があります。そこの用紙の中には、どの場所がいいかという、そういうことは書かれておりません。どういう要素を希望されますかと、どういう要素を重視されますかということで、そういう用紙になってございます。それを踏まえて、担当部のほうで分析をしたという結果だろうというふうに私は思っております。
◆西川議員
ここのところも、本当はちょっと再質問したいところがたくさんあるんですけれども、時間の関係上、次に移らせていただきます。
これ一点だけ、ちょっと突っ込んどかないとあかんのですけれども、そのアンケートのとり方の回答、私は定性的やから誘導してしまうんちゃうか、そういう懸念があるんちゃうかなということについてのまず御答弁あったんですけれども、結局、私の解釈ですよ、これ。多くの方に時間をとって説明すれば御理解いただけると思うんですけども、答えていただいてる内容の中に、やはり結果的に森之宮−−今成人病センターが立地しております。そこで、やっぱり通院になれてる、今も現在利用していらっしゃる患者さんたちは、やっぱり通院になれてるので、現地で、森之宮がええやないかと回答してしまう、そういう回答がふえてしまうんちゃうかと。それを避けるために、いろいろなこういうふうな手法をとって、アンケートとらしていただいたと書いてるんですけども、逆に通院になれてるという、ここが重要なんですよ。利便性がええというのを利用してる患者さん自身が言ってると、それ意思表示してたら、それを素直に受けたらいいじゃないですかね。
患者は、森之宮に今不満は持ってないんやという答えであると。だから、お答えいただいた中で、理事者の皆様自身も、利便性は森之宮がやっぱり断トツでいいんじゃないかと、継続性なんかも含めてですよ、よいと認めることになってるんじゃないかなと私は思います。ちょっと次の質問に行くので、そこは質問、今はあえてしませんけども、してくれますか、どうですか。
◎総務部理事
解釈の問題もあるんかわかりませんけど、確かに、この前、三回協議会で御指摘いただいた児玉副院長のほうからも、病院への利便性といいますか、アクセスといいますか、そこはもう森之宮がベストだという言い方をされてます。これは、議事録にもたしか残っているかと思います。ですので、病院に携わる方の率直な意見はそうだと思います。
ただ、大手前のほうについても、もちろんこれはもう比較の問題ですからあれですけども、当然アクセスの改善、整備というものも予定しておりますので、そういうところで課題は解決していこうというつもりでございます。
◆西川議員
あえてもう深く突っ込みません、時間ありませんので。今御答弁、全然私の問いの回答にはなってないと私は思います。
次に移らしてもらいます。
今度は、バリアフリーの観点についての質問さしてもらいます。そのアンケート調査の結果とともに、バリアフリーの問題について、森之宮に比べて大手前は劣っていると言いながら、バリアフリーの整備をすれば問題がないと言い切っております。これは、本来、森之宮と大手前のコスト比較の対象にはなっていなかったはずなんです。一方で、バリアフリーの工事を本当に真剣に最後まで責任を持って始める気が府にあるのか、それともこれは府の権限でやれることなのか、私、今現在では不明なんじゃないかなと思います。そのことについて御答弁願います。
◎副知事
僕、いつも谷四から府庁へ来るんですけど、この話出てから、雨の日は新館まで行って、ここからバリアフリーができるんやろうなと、そんな思いしながら、大体改札出て五分で府庁の前まで来ます。だから、うまいこといったら、それぐらいで新しい病院まで行けるんかなと。お金の話、非常に心配なんで、これもちろん府が責任を持ってやるというのと、今の整備費の比較の中にも、谷町のほうのバリアフリーの予算は入ってるというふうに聞きました。間違いないね。(発言する者あり)……。ということで、府が責任を持って予算をつけてやっていくと、そういうふうに考えてます。
◆西川議員
今御答弁いただいたことです。ちょっと、もう一度お聞きしたいんですけども、それでも、口ではやる、やらないとは言えないでしょうけども、やると言ってるんですけども、額面とか含めて予算、これからずっと計上していかなあかんわけですね。どこまで本当に担保できるんでしょうか、御答弁願います。
◎総務部理事
ちょうど谷町四丁目の駅から地下を通ってエスカレーターで上がって、ちょうどパスポートセンターのところまで、ここまでは今バリアフリーになってる。要は、そのパスポートセンターのあの階から、今真っ直ぐ突き当たりがとまってます。それをぶち抜く形で、いわゆる直結する通路をつくろうということで、バリアフリー化のアクセスをつくろうということを今考えておりまして、病院機構側と我々庁舎管理課のほうで、どういう構造にするか、どういうルートにするかを今詳細検討しております。うまく作業が進めば、来年度の予算で設計予算を要求したいと。これまた財政当局との調整、庁内で要りますけれども、次年度から設計に入っていきたい。ざっくり言いますと、二十七年度が成人病センターの開院ですので、それに間に合うように工事を進めていきたいということでございます。
額面は、済みません、まだ設計をしておりませんので、詳細はわかりませんが、一億ないし二億程度という超概算、そういう腹づもりでございます。
◆西川議員
まさに、そこなんです。冒頭からずっと聞かせていただいてるとこなんですけど、まだまだ明らかでない、確かでない。それは、計画はある、そして断言はできはると思うんですけども、こういう言葉もありますように、予定は未定なんですよね。まだしっかりと自信を持って、これこれの予算を組んで、これこれの次年度までにこんなまちにします、こうすればこういうメリットもあるかもしれませんけども、こういうことしたらデメリットもあるかもしれませんと。それでも、私たちは、大阪府は、責任を持ってこのまちを発展さしたいんで、どうか府民の皆様、御理解いただけませんでしょうかという段階で計画なんちゅうものは出さないと、多くの方の賛同、支持なんか得られるわけないと私は思ってるわけなんです。
そんなん含めて、今まで聞かせていただいた御答弁を踏まえて、この第三回まちづくり協議会で、にぎわいというコンセプトを実現するために出された三つの計画案、これも何回も答弁いただいてますけども、幅広な見地から自由にまちづくりを議論しているというよりも、だんだん、大手前に成人病センターを建設するために整合性がとれなくなって支離滅裂になってきたり、あるいは中途半端になってきていると感じます。今の大手前のまちづくりプランには、成人病センターは、私はなじまないものであるということは、だれの目にも明らかになりつつあると思ってるんですが、いかがでしょうか。
幅広な見地から自由にまちづくりを議論することは、成人病センター移転ありきでまちづくりを計画することではなく、コンセプトであるにぎわいのためには、その前提すら見直す決断と勇気が行政には必要なのではないかと思うんですが、成人病センター移転を白紙にするべきではないでしょうか、御答弁願います。
◎副知事
白紙という言葉が、何度も出てくるんですけど、随分検討が進んで、お金もかかってますよね。白紙とおっしゃってんのは、仕事を凍結してということやと理解するんですけど、協議会には、先ほどから御説明しているように、それをとめるというような機能はないわけですね。どうしても一たんとめてということになれば、非常に大きな影響が出ると思います。三年間早くなるからここでという一番のメリットが、スピード感ということでしたから、一からまたやるとなると、大変なことなんですけども、私どもの思いとしては、政治の世界で、議会の先生方が、そういうふうなことを議論されるのは結構やと思うんです。
行政的には、第三回の協議会で一定評価が出ましたと。一方で、そういうふうな作業が進んでいるという中で、我々として一遍とめますというふうな提案を次の回にできるかといえば、それはできないと思うんですよね。
今回の議論は、誠実にメンバーにお伝えするし、それなりに議論もあるかわかりませんけど、我々としては、改めて知事から指示というか、本会議でああいうふうな意見も出ましたから、それも踏まえて第四回目の資料をつくっていくと。中身については、出す前に本チャンの紙も渡してということ−−いろいろ御批判あったので、別に故意に隠してるわけやありませんので、これでやりますということを委員の皆様にもお示しして、ただ十一月十五日、あんまり日がありませんので、これから頑張って議論をしていきたいと考えております。よろしくお願いします。
◆西川議員
今御答弁いただいたんですけれども、本当に逆に、さらにそれを踏まえて言いたいことは山ほどあるんですけども、ちょっと時間のほうがないので、最後のほうに移らせていただきたく思います。
今副知事に御答弁いただいたことなんですけど、自分でお話しされて、もうわかってると思うんですけれども、今みたいな状況、御答弁された内容の状況だからこそ、宗清委員とか半田委員とかも質問の中で一生懸命、副知事に対してとか理事者の皆さんに対して思いを話されてたわけなんですよね。このまちづくり、この近辺に住んでらっしゃる方の思いを酌んでることになれへんのちゃうかと。あるいは、いいかげんな結果を、案を出して、お茶を濁すんやったら、それは不誠実であったり不謹慎やと、もう一回使わせてもらいますが、そんな状況になるんちゃうかということを踏まえて、そこのところ、ぜひ心の中にとどめていただいて、きっちりと今後この話をまた引き続きちょっと詰めていきたいと思っております。
最後になるんですけれども、言うまでもないことだと思っていたんですけども、改めて最後に言わせていただきます。
ここ大手前の一等地は、長い期間をかけて民間の住民が少しずつよりよいまちにしようと努力と投資を重ねてきた地域であり、また大阪府にとっても、長い期間をかけて、特に大阪府庁の建てかえのために結構高額な金額で少しずつ土地を取得してきたわけであります。それらは、全部府民、市民の税金なわけです。だからこそ、未利用地の解消という理由だけで、展望の開けない、あるいは見通しの甘い都市計画を作成し、その一等地を民間に二束三文で売らざるを得ない羽目になったり、ましてや売れ残ってしまったりすることは、今までの税金を結果的にどぶに捨てることになります。そして、この地域を衰退させることにつながりかねません。
この土地を本当に生かすためには、あえて私見で言います。一つは、コンセプトを一つに絞ったほうが私はいいと思います。にぎわいならにぎわい集客のコンセプト、高度先進医療ならば医療のコンセプト、行政施設の集積ならば集積のコンセプト、これを大手前にするのか、森之宮にするのか、咲洲、夢洲にするのかわかりませんけども、やっぱりコンセプトを一つ掲げて、絞って集積を図って、相乗効果、波及効果を出すほうが、実りの多い中長期的な都市計画になると私は思います。そして、最終的には、納税者が納得してくださったり、後世の方が喜んでくださる結果を実を出せることにつながってくると私は思っております。
どうか、単独でのコンセプトに徹底的な都市計画の推進を最後まで行っていただいて、最後まで完成させなければ、都市計画なんか成り立たないと思っておりますので、色合いの違うコンセプトを組み合わせて、中途半端な都市計画の設計図をつくっては大失敗になる結果を招きかねません。私は、将来に悔いを残したくはありませんので、次世代に対して恥ずかしくないように、ぜひ都市計画を練り直していただけませんでしょうか。それが、議員とか理事者の皆様、我々の責任と使命だと私は思います。そのことをお話しさせていただいて、質問のほうを終了させていただきます。